ロッテ・涌井が無四球完封で今季初勝利 レアードが8号満塁本塁打「幕張寿司最高」
「ロッテ6-0ソフトバンク」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが涌井秀章投手の今季初完封勝利とレアードの満塁本塁打で連敗を4で止めた。
涌井は初回に先頭の牧原に右前打、三回に釜本に二塁打を許したものの四回以降はパーフェクト投球で9回2安打無四球完封で今季初勝利を挙げた。「いつもフォアボールを出すんですが、今日はフォアボールがなかったのがよかったんじゃないですか」と投球を振り返った。九回のマウンドに上がる際にはスタンドから大声援。「大声援で送り出してくれたので、今は最高の気分です」とファンに感謝した。そして三回に満塁弾を放ったレアードにも「頼りになります」と喜んだ。
開幕から本塁打を量産するレアードだが4連敗中は本塁打なし。三回2死満塁から「しっかりといいスイングができたよ」と8号満塁本塁打を放ち、涌井を援護した。
満塁本塁打は2016年8月27日の西武戦以来で、来日5年で4本目。勝利に直結するグランドスラムに「千葉に戻ってきましたので、この1勝は大きいと思います」と笑顔を見せ、最後は「幕張寿司最高」とお決まりのコメントで締めた。