東洋大・村上 2年ぶり完封11K!今季初勝利!

 「東都大学野球、東洋大3-0国学院大」(16日、神宮球場)

 1回戦3試合が行われ、東洋大、亜大、中大が先勝した。東洋大は村上頌樹投手(3年・智弁学園)が、1年春以来2年ぶりとなる完封で今季初勝利。亜大は先発の内間拓馬投手(3年・宜野座)が9回1失点とリーグ戦初完投で今季1勝目を挙げた。

 最後の打者も抜群の制球力で外角を突き、見逃し三振に斬った。村上は得意のスライダーに加えて「最近投げ始めた」と今季からフォークも駆使。揺れながら落ちる軌道には杉本泰彦監督(59)も「かなりえげつない」と舌を巻き、11奪三振の快投を後押しした。

 前回シャットアウトした1年春以降は、1学年上の上茶谷(DeNA)、甲斐野(ソフトバンク)、梅津(中日)の陰に隠れて悔しいシーズンを過ごした。三本柱が抜けた今季、「自分がやろう」と発奮。新エースとして最高の結果を出した。

 五回2死まで完璧に封じ、被安打2と充実の125球。「あのくらい投げてくれると予想していました」と指揮官からの信頼も厚い。16年春のセンバツV右腕が、神宮で輝きを取り戻した。

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