中日・山井 5回2/3を1失点で納得の2勝目 チームは2位タイ浮上
「中日3-1DeNA」(17日、ナゴヤドーム)
中日が2連勝で巨人と並んで2位タイに浮上した。山井大介投手が5回2/3を1失点で2勝目。前回のDeNA戦でも好投し調子は悪くないというベテランは「七回くらいまでは投げたかったが、直球は思ったところに投げられている。全体的に打者の芯から外すことができている」と納得だった。
この日も直球にカーブやスライダーなどの変化球をうまく織り交ぜた。昨年までは高めに浮いていた変化球を低めに集め、9三振を奪った。救援陣も、山井を追うようにしっかりと仕事をし、得点を与えなかった。
打線は一回、平田の二塁打を足場に1死三塁とし、大島の適時打で先制した。五回は先頭の高橋が浜口を強襲する内野安打。相手のリズムが乱れたところで、阿部が適時二塁打を放った。
チーム防御率、打率ともに高いレベルを維持しているが、与田監督はそんな数字より「一つでも勝ちを増やしていく」と勝利にこだわる。19日からの首位ヤクルトとの3連戦に向けては「良い流れをつくっているので、割り込んでいきたい」と目を輝かせた。