巨人・原監督、平成最後の甲子園「100%で戦う」
巨人の原辰徳監督(60)が18日、平成最後となる甲子園での阪神3連戦で100%の力を出し切り、勝利を収める覚悟を明かした。前回の東京ドーム3連戦では3連勝を飾ったが「昔から甲子園のタイガースは力を出すし、張り切る」と警戒し、手綱を締めた。
甲子園で簡単に勝てないことは、現役時代と過去2度の監督時代に体感してきた。甲子園での采配は15年9月28日以来となる将は「久しぶりに甲子園で戦うという部分では身が引き締まる。独特の雰囲気を持っている球場ですから、恥ずかしくないプレーをしますよ。タイガースに笑われないように」と表情を引き締めた。
阪神はメッセンジャー、岩貞、西の表ローテ3枚の先発が濃厚で、3戦とも接戦になると予想する。「100%で戦う。中途半端にいくと、あの甲子園の重圧にやられてしまう。タイガースの戦力プラス、甲子園力っていうのがあるからね」。僅差の勝負をものにするため、投手陣にも攻めの投球を求めた。
平成のTG戦を振り返り、08年の大逆転優勝を思い出に挙げた。「ページをめくるといろいろあったよね。13ゲーム差をひっくり返したりとか」と原監督。平成最後の甲子園決戦。伝統の一戦にふさわしい戦いで盛り上げる。
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