初先発出場の国学院大・山本ダンテ武蔵、初安打が決勝3ラン「やっと1本出た」
「東都大学野球、国学院大4-1東洋大」(19日、神宮球場)
「5番・DH」でリーグ戦初先発した国学院大・山本ダンテ武蔵外野手(2年・大阪桐蔭)がリーグ戦初安打初打点を決勝3ランで飾った。0-0の三回2死二、三塁から外角直球を踏み込んで捉えて、先制となるリーグ戦初アーチ。昨春ルーキーとして6試合に出場しながら結果を残せなかった分、「やっと1本出た」とダイヤモンドを一周後に雄たけびを上げて喜びを爆発させた。
大学進学後、チーム全体で取り組む栄養管理が実を結んで体作りが進んだ。体重は入学当初より約4キロ増加したが、体のキレはアップ。状態も上がっており、鳥山泰孝監督の抜てきに応えてみせた。高3春には全国制覇を経験。ともに戦った1学年下の根尾(中日)らのプロ入りにも刺激を受け、後輩たちに負けない活躍を誓った。