今秋ドラフト候補の国学院大・吉村が自己最長8回10奪三振
「東都大学野球、国学院大4-1東洋大」(19日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の国学院大・吉村貢司郎投手(4年・日大豊山)がリーグ戦自己最長となる8回を投げ1失点の好投で今季2勝目を挙げた。四回まで無安打無得点投球。直球の制球がイマイチと感じると変化球主体に攻めて「いい感じで投げられた」と手応えをつかんだ。
終盤の七、八回にはピンチを迎えたが、「自分の中で三振を取ろうと思った」とフォークで東洋大打線のバットに空を切らせた。毎回の10奪三振。視察した巨人・青木スカウトは「投げ方、球持ちがいい」と評価した。プロ志望で勝負となる大学ラストイヤー。同期でともにプロから視線を受ける横山楓投手(4年・宮崎学園)とともに二本柱でチームを支える。