DeNA・ラミレス監督 試合前から「逆転のカープ」の脅威を語っていた
「広島2-1DeNA」(19日、マツダスタジアム)
DeNA・ラミレス監督の予言が、サヨナラ負けという最悪の形で的中してしまった。
試合前に前回の横浜で広島戦に勝ち越したものの「悪い広島の時期だった。勝ち越すことはできましたけど、おとといの試合を見ると逆転で勝っている。あれが広島の本当の力で、あのゲームから一気に波に乗る可能性はある。なので今の結果だけみて、今年の広島を甘く見てはいけない」と、17日に巨人戦で逆転勝ちを収めた広島を警戒していた。
四回に宮崎の一発で先制したものの、1得点と大瀬良を打ち崩すことができなかった。12日に広島に完封勝ちした今永は7回無失点と好投。しかし「ある程度球数がいっていたし、最初からそういうプランだったので」と八回に三嶋を投入し代打・西川に同点打を許した。延長十回にはパットンが会沢にサヨナラ打を許し敗れた。
最下位チームと戦う前とは思えぬ警戒心があった。「去年まではどこでやってもすごく強かったですし、今年に関しても広島はやっぱり広島なので。どこの回からでも逆転できる力は持っているので、そういう心掛けで戦いたい」と話していたが、悪い予言が的中した。