ソフトバンク・千賀11K!今季初白星「やっと開幕した」

 「西武0-2ソフトバンク」(19日、メットライフドーム)

 最大のピンチを気持ちでしのいだ。2点リードの六回。ソフトバンク・千賀は初安打を許すと味方の失策で1死一、三塁のピンチを迎えた。ここで外崎を空振り三振に仕留め、続く山川も右飛に。「無失点でいくことだけを考えた。やっと開幕した」。強打の西武打線を8回被安打2の無失点。11三振を奪った。チームの連敗を3で止め、自身の今季4試合目で初勝利をつかんだ。

 初回からアクセルを踏み続けた。先頭の金子侑の3球目に159キロをマーク。直球とフォークボールで西武打線を手玉に取った。八回1死一塁では秋山から10個目の三振を奪い、自身3試合連続の2桁奪三振とした。

 西武の本拠地メットライフドームでは、レギュラーシーズン未勝利。特に昨季は3戦3敗、防御率10・06と打ち込まれた。大きな壁を乗り越え、126球の力投でつかんだ白星。チームを救った投球に倉野投手コーチは「エースと呼べる投球だった」と絶賛。工藤監督も「見事だった」とたたえた。

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