ヤクルト・雄平 V打で首位死守 中日守護神から2点奪った

 「中日3-5ヤクルト」(20日、ナゴヤドーム)

 土壇場で飛び出したヤクルト・雄平の決勝打で首位を死守した。同点の九回、中日の守護神・鈴木博を攻めて1死満塁とするも、途中出場の田代は一ゴロ。だが、2死満塁から34歳の5番打者が152キロの直球を捉えて左前への2点打。チームの連敗を2で止め、「満塁だったので、何とか勝ち越したかった。球が速いので振り負けないようにした」と胸を張った。

 試合前には「きょうは5安打するよ。打点は1だけどね」と予告。普段通りの陽気さで報道陣を和ませていた。結果は2安打。予告通りとはいかなかったが、ここぞの場面で大仕事。宣言から1つ上乗せする2打点で、負ければ3位に転落していたチームを首位の座にとどまらせた。

 「中日は強くてタフな試合が続いている。きょうはピッチャーも頑張ってチーム全体で勝てた」。この日の劇的な勝利で3勝2敗となった今季の中日戦。接戦を制した勢いで、2カード連続のカード勝ち越しを目指す。

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