東海大菅生・杉崎7打点!2打席連続本塁打で準決勝進出へ
「春季高校野球東京大会・準々決勝、東海大菅生12-5日大三」(21日、神宮第二球場)
昨秋の東京大会で準優勝しながら、今春のセンバツ出場を逃した東海大菅生が日大三に七回コールドで準決勝進出を決めた。1年夏から主軸の杉崎成内野手(2年)が2打席連続本塁打で7打点。昨夏の甲子園4強撃破に大きく貢献した。
4番として申し分ない活躍だった。初回1死一、二塁から左翼へ先制3ラン。「速い球は得意な意識がある」。プロ注目で191センチ右腕の日大三・広沢の直球を完璧に捉えた。二回にはバックスクリーンへ公式戦初のグランドスラム。高校通算を27号に伸ばした。
4回戦の二松学舎大付に続き、難敵に快勝したが慢心はない。「井上投手を打たないと」と夏の西東京大会へ向け、この日は登板しなかった今秋ドラフト候補の150キロ右腕・井上撃ちを誓った。