ソフトバンク・明石 劇的サヨナラ3ラン「秋山さんに憧れて」バック宙で生還
3枚
「ソフトバンク3-0オリックス」(25日、ヤフオクドーム)
かつてのスター秋山幸二の再来だ。0-0の延長十回に劇的サヨナラ3ランを放ったソフトバンクの明石健志内野手が華麗なバック宙でホームに生還してチームメイトとファンを驚かせた。
今季プロ16年目を迎えたベテランだが、身体能力の高さは折り紙つき。「もともと秋山さんに憧れていて、いつかサヨナラ本塁打を打ったらやってみたいとプロに入る前から考えていた」。近年は腰痛に悩まされ、今年2月20日に内視鏡による腰のヘルニア摘出手術を受けた。その時点では復帰まで約3カ月を要すると球団から発表されていたが、4月2日に2軍戦に出場。超スピード復帰をし、24日に一軍に昇格したばかりだった。
「まだ手術から2カ月ほどだけど、去年より確実に状態がいい」。本職は内野手だが、2日続けて左翼を守りきっちり仕事をこなした。頼れるベテランの復活弾でチームの上昇機運はさらに高まっていきそうだ。