山崎“悲”弾でDeNA8連敗 あと1アウトから暗転も…ラミレス監督「勝利近い」

 「DeNA3-5阪神」(25日、横浜スタジアム)

 一塁ベンチの誰もが、顔色を失った。1点リードの九回。DeNAは守護神・山崎康晃投手が2死一、三塁とされ、近本に逆転被弾。あと1人からの暗転。流れの悪さを象徴するような幕切れで、連敗は4年ぶりの「8」に伸びた。「実力です」と現実を受け止めた山崎。アレックス・ラミレス監督は「一番いい投手で負けたのだから仕方がない」と淡々と敗戦を受け止めた。

 初回の2失点を筒香らのソロ3発で追い越した。やっとの思いで奪ったリードを砕かれた。采配も後手に回った。九回は無死一、二塁になって捕手を「過去を見ても嶺井の方が相性がいい」と伊藤光から嶺井に交代。九回の最初からという選択肢もあった中で「勝っていれば、いい交代だったと言ってもらえた」とうなずいた。

 勝利が眼前に迫っていた分、ダメージも計り知れない。それでも「昨日はいい試合をした。今日もあと1アウトまでいった。勝利は近い」と前向きな姿勢を崩さなかった。だが、27日からは敵地で首位・巨人との3連戦。トンネル脱出へ、厳しい戦いが続きそうだ。

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