“球数制限”掲げた新潟県高野連会長 有識者会議で提言「会議に出せたことはありがたい」

 日本高野連は26日、都内で第1回「投手の障害予防に関する有識者会議」を開いた。早大・小宮山悟監督ら12人が約2時間の議論。今春新潟大会で球数制限の導入を掲げながら見送った新潟県高野連・富樫信浩会長は、選手の将来を第一に考える同連盟の取り組みを約8分間説明した。

 11年に新潟県青少年野球団体協議会を設立したことを契機に、16年、18年と2度の野球サミットを開催した実績などを紹介した。野球人口減少の加速化や低年齢層にも肩や肘にケガを抱える選手がいることなど、見えてきた問題点も列挙。課題解決へ、勝利至上主義ではなくスポーツマンシップの重要性やトーナメント方式のあり方について提言した。

 1試合で100球とした球数制限についてはあくまで1つの切り口だと強調した。「何年もかけてやってきたことが会議に出せたことについてはありがたい」。今後についてはすぐに新たな取り組みに動くことを否定し、会議で挙がった意見を同連盟にも反映していく考えを明かした。

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