東海大相模が決勝進出 代役主将・遠藤が決勝3ラン
「春季高校野球・神奈川県大会準決勝、東海大相模4-1鎌倉学園」(27日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
東海大相模が決勝進出を決めた。「2番・遊撃」で出場した遠藤成内野手(3年)が高校通算37号の決勝3ラン。春は3年連続となる関東大会(18日開幕・埼玉)への出場権を獲得した。
一振りで決めた。遠藤は両軍無得点で迎えた五回1死二、三塁から「チームに勢いを与えられるバッティングができるように」と2球目のスライダーを強振。右翼へ打った瞬間に確信する先制3ランを突き刺した。
代役キャプテンとして引っ張った。準々決勝で死球を受けた主将の井上恵輔捕手(3年)がベンチから外れ、欠場。遠藤は「自分が声をかけてやっていました」と積極的にナインをまとめた。
下級生時は投手としても活躍したが、2年秋に野手へ転向。マルチな活躍でチームの危機を救った。