DeNA・ラミレス監督「あと一歩だった」反撃及ばす泥沼の9連敗
「巨人5-4DeNA」(27日、東京ドーム)
願いは届かなかった。九回、筒香の2点適時打で1点差に迫り、なお2死一、二塁。5番・宮崎に期待が集まったが、低めの変化球に空振り三振。左翼席のDeNAファンからため息がこぼれた。
4年ぶりとなる泥沼の9連敗。最下位に低迷したまま、借金は6までふくらんだ。
試合後、静まりかえるベンチ裏でラミレス監督は「最後はエキサイティングな展開になりましたが、あと一歩だった」と口を開いた。先発・井納が四回途中5失点でKOされ、主導権を握られる苦しい展開。打線も指揮官が信頼を置く5番・宮崎が5打数無安打2三振1併殺と大ブレーキ。打率・183と低迷から抜け出せない。苦しい状況だが、「自信を取り戻すために、やるしかない」と指揮官。10連敗回避へ、切り替えを強調した。