巨人・野上、移籍後初セーブ「どんな展開でも腕を振って投げる」
「巨人5-4DeNA」(27日、東京ドーム)
巨人の野上亮磨投手が3年ぶりのセーブを挙げ、抑え不在のチームを救った。
守護神クックが右肘違和感のため、抹消中で、3点リードの九回に原監督に託された。どよめきと歓声が交錯する中、マウンドへ。先頭大和に四球を与え、2死満塁では筒香に左前へ2点適時打を浴び1点差。なおも2死一、二塁で17年の首位打者宮崎を迎える。このピンチを最後はチェンジアップで空振り三振を奪い、どうにか逃げ切った。
西武時代の16年8月5日以来の通算3セーブ目を挙げた右腕は「マウンドに上がればどんな展開でもしっかり腕を振って投げるだけです。最後はしっかり腕を振れてよかった」と勝利の余韻にひたった。