楽天 先発・安楽の乱調で4連敗「最悪の内容です」
「楽天8-10ロッテ」(28日、楽天生命パーク宮城)
先発の楽天・安楽智大投手の乱調で、チームは4連敗となった。初回は3者凡退に抑える立ち上がり。だが、味方から2点の援護もらった直後の二回に投球が激変した。
先頭の井上に一発を浴びると、2死から4連打で計3失点。三回にブラッシュの逆転3ランが飛び出した直後の四回も大量失点を喫し、3回1/3を7失点でのKOとなった。
「見ての通り、最悪の内容です」と肩を落とした安楽。平石監督は「立ち上がりは素晴らしかったが(二回1死からの)バルガスにフェンス際まで飛ばされて、すごく慎重になった。別人のように、腕が振れなくなっていた」と話した。
今季は好投を見せながら白星に恵まれない安楽は「二回から腕が振れなくなった。守りに入った部分もあると思う。点を取ってもらったのに申し訳ない」と言葉を絞り出した。それでも、伊藤投手チーフコーチは「今はチャンス。そのチャンスを生かすための準備をしてもらいたい」と次回登板へ期待を懸けた。