平成ラストに「青波打線」復活 仰木監督ユニのオリックスで吉田正が決勝2ラン

8回に決勝2ラン、お立ち台でポーズを取る吉田正
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 「オリックス5-3西武」(29日、京セラドーム大阪)

 オリックス・吉田正尚外野手が決勝の6号2ランを放ち、平成の終わりを飾った。

 オリックスは1996年に日本一に輝いた故・仰木彬元監督の功績をたたえ、同氏の誕生であるこの日、「THE MAGIC AKIRA OHGI DAY」を開催。全選手、スタッフが94年から仰木監督が背負った背番号72のブルーウエーブ時代のユニホームを着用してプレーした。

 試合は3-3の八回に2死三塁から吉田正が右越え6号2ランで勝ち越し。西武・小川の初球をとらえた吉田正は「チャンスだったので打ちにいける時は打ちにいこうと思った。結果ホームランで最高の結果が出て良かったです。平成最後ということで打てて良かったです」とお立ち台で笑顔を見せた。

 「がんばろうKOBE」のユニホームをまとっての決勝弾に「今日は『仰木デー』ということでこのユニホームもかっこ良くていい日になりました」とうれしそうに語った。

 先発のアルバースは7回7安打3失点。2番手の沢田が今季初勝利を挙げ、最後は増井が7セーブ目で締めた。

 試合前には当時の主力選手である平井正史コーチが投手、田口壮コーチが打者、小川博文氏が捕手を務めて、当時の背番号を付けてセレモニアルピッチが行われた。当時のマスコット、ネッピー、リプシーも復活した。

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