楽天・平石監督、平成ラスト5連敗も「マイナスに思う必要はない」
「楽天2-4ロッテ」(29日、楽天生命パーク宮城)
またも同じ光景が繰り返された。楽天は先発が序盤に失点しての敗戦。平成最後の試合も嫌な流れを打破できず、5連敗で終わった。
先発・近藤は二回1死一、二塁からロッテ・田村に左翼席へ運ばれる先制3ランを被弾。その後は走者を背負いながら粘りの投球も、味方が1点差に詰め寄った直後の五回無死二塁で角中の右前適時打を浴び、追加点を献上したところで降板となった。
連敗中は先発が試合を作れない展開が続いているが、平石監督は「開幕から先発投手が苦しいという中で、これまでよく放ってくれている」と、則本昂、岸の両エース不在の中で4月の勝ち越しに貢献してきた投手陣の働きをねぎらった。
元号が令和に変わって出直しを図る5月の戦いへ向け「4月は勝ち越したし、マイナスに思う必要はない。もう1回、気持ちを切り替えてやりたい」と意気込みを示していた。