「西武２－７日本ハム」（１日、メットライフドーム）

　日本ハムが投手６人によるリレーで白星をもぎとった。勝率５割で並んでいた西武に勝ち、単独３位となった。

　今季初先発の堀は２点の援護をもらった直後の初回は３者凡退。二回は先頭の山川に１２号ソロを左中間に運ばれたが、後続は粘りの投球で抑えた。

　三回１死の場面で木田投手チーフコーチがマウンドに向かい、そのまま降板。何かアクシデントが起きた可能性もある。今季ここまで登板した１０試合はいずれも中継ぎ登板だった。

　この回は玉井が抑えると、四回から３イニングをロドリゲスが１失点で切り抜けた。以後、公文を挟んで、この日に登録された石川直－鍵谷とつなぎ、逃げ切った。

　栗山監督は「みんなが自分の役割を果たしてくれて、必死にやってくれた」と選手をねぎらった。

　打線は初回、中田の左前適時打で先制。続く田中賢にも右翼線適時二塁打が飛び出し、中盤以降も効果的に追加点を奪った。

　西武の先発・高橋光は三回途中７安打５失点（自責４）だった。