DeNA・宮崎復調マルチ&適時打 ラミ監督「ウエークアップコール」
「DeNA5-1ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
復調を予感させる一打だった。極度の不振にあえいでいたDeNA・宮崎敏郎内野手(30)が、マルチ安打を放ってチームの令和初勝利に貢献した。
六回に2-0とし、なおもロペスが申告敬遠で歩かされて迎えた2死一、二塁の場面。「チームに迷惑をかけていましたし、何とか一本打ちたいと思って打席に入りました」。気合を込めて、相手先発の高橋から放った左越えの適時二塁打。5試合、21打席ぶりの安打で貴重な追加点をたたき出した。
どんなに打てなくても宮崎を信頼し、我慢強く起用し続けてきたラミレス監督は「スランプから抜け出すウエークアップコールだと思います」と期待。令和の幕開けと同時に、宮崎が復活を遂げる。