ヤクルト・太田 令和初安打 ホームラン狙うも「忘れてた」
「DeNA5-1ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
記念すべき令和初ヒットを放ったのは、プロ5年目のヤクルト・太田だった。午後2時1分、初回先頭でカウント2-2からの5球目。146キロの内角直球を巧みに中前に運んだ。
「打席に入るまではホームランを打ってやろうと思っていたけど、入ったら忘れてました」と苦笑した22歳。新時代の節目となる1本も実らず敗れたとあって、名前が残る事実を「うれしいといえばうれしい」と控えめに喜んだ。
昨オフ、日本ハムからトレードで加入。ここまで18試合に先発して打率・319と、存在感を示している。「たまたま1番を打ってそういう(令和初ヒットの)形になった」と話したが、新天地で居場所をつかんだからこそのメモリアル打だった。