日本ハム・中田 平成元年生まれが新時代初V打 積極打法で10戦連続安打

 「西武2-7日本ハム」(1日、メットライフドーム)

 平成元年生まれの日本ハム・中田が、好調のバットで令和初戦を勝利へいざなった。初回2死二塁の先制の絶好機。カウント2-2と追い込まれながら、高橋光の変化球を左中間に落とした。二走・大田が一気にホームへ生還。「とにかく打てる球を積極的に打っていった」と主砲らしく胸を張った。

 記念すべき“チーム令和初打点”をマークし、4月18日・オリックス戦から続く連続試合安打も「10」に更新。先頭で迎えた三回には中前打でこの回3得点を演出するなど、同22日に30歳の誕生日を迎えた主将は上り調子だ。

 「チャンスでしっかり点を取れて良かった、チームが勝つために(プレー)できたのが良かった」

 開幕からクリーンアップを形成していた王柏融が左太もも裏に違和感を訴えて、前日に出場選手登録を抹消。開幕投手を務めた上沢、セットアッパーの浦野も2軍再調整が決まる苦しいチーム状況の中、チーム一丸で“山賊退治”を完遂した。

 王柏融に代わり「5番・指名打者」で出場した田中賢が初回、中田に続き「うまくバットを振り切れました」と右翼線を破る適時二塁打。栗山監督は「みんなが必死になってくれて、自分の役割を果たしてくれた」と令和初勝利をかみしめた。

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