巨人始球式にNBA渡辺雄太が登場 208センチがマウンドへ、観客どよめく
日本人2人目のNBA選手となったメンフィス・グリズリーズ所属の渡辺雄太が2日、東京ドームで行われた巨人-中日戦で始球式を務めた。
身長2メートル8センチの渡辺がマウンドに立つと客席は期待感に包まれた。しかし投球は大きく左にそれ巨人・炭谷銀仁朗捕手(31)も捕球できず。「100点満点の3点ぐらい」と苦笑いしながらマウンドを降りた。
始球式前には練習をグラウンドで見学。小さい頃から坂本勇人内野手の大ファンで、実家の部屋には小学生の頃から坂本のポスターが飾ってある。「今日会えたのが不思議な感じ。本当に応援している選手」。練習後には坂本勇本人と握手し、サイン入りのバットもプレゼントされた「うちわとタオルと、サイン入りのボールに、今日新たにバットが加わったのでしっかり飾っていきたい」と喜びをかみしめた。
現在グリズリーズとは、下部リーグでプレーしながら最大45日間、NBAに出場できる「2way(ツーウェイ)契約」を結んでいる。「来シーズンには本契約をもらえるようにしっかり頑張っていかなければいけない」と勝負のシーズンに向け意気込んだ。