「西武－日本ハム」（２日、メットライフドーム）

　日本ハムの先発・金子が五回途中７安打４失点でノックアウト。２本塁打を浴び、またも“鬼門”を突破することができなかった。

　「立ち上がりは簡単に点を取られ過ぎました」

　初回、秋山に右翼線を破る適時二塁打を許して先制点を献上。毎回走者を出しながら二、三、四回はなんとか無失点で切り抜けたが、五回につかまった。

　２死を奪った後、秋山に右中間席へこの日３安打目となる勝ち越しの３号ソロ。山川には四球を与え、次打者・絶好調の森にバックスクリーン右へ４号２ランを打ち込まれた。

　「五回は２アウトから少し力んで力任せになってしまいました」

　メットライフドームでの通算成績は１５試合に登板して２勝４敗、防御率４・１７。最後に勝利投手となったのはオリックス時代の０８年３月２０日。１０試合白星なしで３連敗中だったが、負の記録を止めることはできなかった。