巨人・高木京介が1307日ぶりの勝利投手 16年には契約解除「感謝しかない」
「巨人9-3中日」(2日、東京ドーム)
巨人の高木京介投手が15年10月3日以来の白星を挙げた。
高木は五回途中、先発のヤングマンが連打され、一死一、二塁のピンチから登板。高橋を見逃し三振、阿部を左飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
その直後、味方打線が爆発し、五回に5点を奪って逆転。七回一死を奪ったところで田原とチェンジした。打者7人に対し1安打、3三振の内容だった。
高木は15年10月3日、DeNA戦以来、実に1307日ぶりの勝利。16年に野球賭博問題に関与し、1年間の失格処分で契約を解除。その後17年3月に育成選手として登録され、18年に支配下契約を結んだ。一歩一歩着実に歩みを進めてつかんだ白星となった。
ヒーローインタビューで高木は「あまり流れ良くなかったので僕が流れ変えてやろうとと思ってマウンドに立ちました」と笑顔。1307日ぶりの勝利については「うれしいです、素直に。本当にファンの方々の温かい応援のお陰。感謝しかない。ありがとうございました」とファンへ感謝を伝えていた。