ヤクルト・バレンティン登録抹消 小川監督は采配を反省…今季4度目の完封負け
「DeNA2-0ヤクルト」(2日、横浜スタジアム)
ヤクルトは痛い連敗になった。上半身コンディション不良のバレンティンを欠く中、DeNA・今永を攻略できず。今季4度目の完封負けを喫した。
七回の攻防が明暗を分けた。1死二、三塁の先制機で、六回まで87球で1安打無失点と好投していたスアレスをそのまま打席に送ったが空振り三振。代打の大引も中飛で無得点に終わると、その裏にスアレスが筒香に決勝弾を浴びた。小川監督は「点を取りにいかなきゃいけない状況で、代える決断ができなかった。間違いなく僕の責任」と悔やんだ。
試合後にはバレンティンの登録抹消も決定。最短10日での復帰の可能性を問われた指揮官は「それはちょっと…」と言葉を濁し「いる人でやるしかない」と話した。貯金3の2位ながら、12連戦はまだ半分。最初の踏ん張りどころを迎えた。