日本ハム・金子 また“鬼門”突破ならず 11試合連続白星なく4連敗

 「西武5-3日本ハム」(2日、メットライフドーム)

 またも“鬼門”を突破できなかった。1-1の五回。力投を続けていた先発の日本ハム・金子は2本のアーチを浴び、力尽きた。4回2/3を7安打4失点で今季2敗目。「球自体は悪くなかった分、余計に悔しい」と肩を落とした。

 初回に西武・秋山の右翼線適時二塁打で先制を許したが、それ以降は「意図したところに投げられていた」と粘りの投球を展開。悪夢は五回2死からだった。

 秋山に右中間席へ運ばれ、続く山川には四球を与えた。「結果的に切り替えられなかった」。絶好調の森にバックスクリーン右へとどめの2ランを浴び、マウンドで放心状態。「もう少し他の球種を投げ分けたかった」と後悔の念に駆られたまま、球場を後にした。

 メットライフドームではオリックス時代の08年3月20日・西武戦以来、11試合連続白星なしの4連敗。通算121勝の右腕だが、同球場ではわずか2勝と苦手意識を拭えない。「どんな状態でもゼロに抑えないといけない」。修正を施し、リベンジの機会を待つ。

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