松山聖陵・中本監督 準決勝で明徳義塾・馬淵監督との「おじ・おい対決」へ 初戦突破で

ナインに拍手を送る松山聖陵・中本監督
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 「春季高校野球四国大会・1回戦、松山聖陵8-6四国学院大香川西」(3日、松山中央公園野球場)

 今春センバツ出場の松山聖陵が、6点差をひっくり返す大逆転勝利で準決勝に進んだ。

 四回に5点を失い、八回にも1点を追加されて0-6で迎えた八回裏、松山聖陵は5連打などで4点を奪い2点差に迫ると、なおも1死満塁から7番・本永大外野手(3年)が、左中間を破る走者一掃の適時二塁打を放って逆転に成功した。明徳義塾・馬淵史郎監督(63)のおいにあたる中本恭平監督(30)は「勝ちたいという執念。選手を褒めたい」と驚異の粘り強さを発揮したナインを称えた。

 準決勝の相手は、中本監督の母校で、恩師でもある叔父が率いる明徳義塾だ。コーチ時代に練習試合で対戦はあるが、今年2月の監督就任後は初めての対戦で「僕はうれしいけど、馬淵監督は嫌なんじゃないでしょうか。明徳は四国の横綱。思い切ってぶつかりたい」と中本監督は話した。

 一方、馬淵監督は「教え子には負けられんやろ」とニヤリ。決勝進出をかけた“おじ・おい対決”に注目だ。

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