センバツV東邦に善戦の富岡西が準決勝進出 エース浮橋は4失点完投
「高校野球春季四国大会・1回戦、富岡西6-4今治西」(3日、松山中央公園野球場)
今春センバツ出場の富岡西(徳島)が今治西(愛媛)を下し、準決勝に進出した。エース・浮橋幸太投手(3年)が粘り強い投球で7安打4失点(自責3)完投。打っては二回に右翼席へ高校通算17本目となる2ラン本塁打を放った。
富岡西は21世紀枠で出場したセンバツ1回戦で東邦(愛知)に1-3で惜敗。相手の東邦は勢いに乗って勝ち上がり、優勝した。浮橋は「自分たちがしっかりと野球をすれば通用すると感じた」と甲子園での戦いを振り返り、「でも、甲子園に出ただけで浮かれていたら夏は勝てない。常に挑戦者の気持ちで」と四国大会に乗り込んできた。
4日の準決勝の相手は高松商。チームの絶対的エースは「流れを相手に渡さないような投球をしたい」と力を込めた。