オリックス・山岡3連勝!投手キャプテン熱投8回1失点 4カードぶり勝ち越し導く
「オリックス3-1ロッテ」(3日、京セラドーム大阪)
七回を終えて112球。今季初の中5日。それでも投手キャプテンの自覚が、八回のマウンドへ向かわせた。失策もあって1点は失ったが、オリックス・山岡泰輔投手が8回1失点の好投で無傷の3勝目だ。
「開幕を任せた投手。これからエースとしてチームを引っ張っていってもらわないといけない投手ですから」と西村監督は賛辞を贈った。
前回4月27日の西武戦は5回5失点の乱調。山岡は「できる限りフォームを見直して、クセが出てないか準備だけはしてきました。気合を入れていきました」と振り返った。
150キロ近い速球に多彩な変化球。それでも「自分の球だと打者を圧倒するのは無理。相手を研究しながらじゃないと抑えられない」と冷静に分析する。スコアラーのデータにじっくりと目を通し、誰よりも入念に分析してから試合に臨む。「もう少し相手の打者が考えていない球を投げられたらいい」と貪欲な姿勢を崩さない。
チームを4カードぶりの勝ち越しに導き、投球回数はリーグトップの43回。エースの階段を着実に歩んでいる。