日本ハム・中田 2戦連発の7号 12試合連続安打&6試合連続打点
「西武3-10日本ハム」(3日、メットライフドーム)
日本ハム・中田翔内野手のバットが止まらない。7点リードの七回。国場の外角直球を鮮やかに捉え、右翼席に突き刺した。「クイックにうまく反応できた」。2戦連発の7号ソロ。打線全体も今季初の先発全員安打と爆発し、2カードぶりの勝ち越しを決めた。
12試合連続安打に加え、6試合連続打点。波に乗る主将は「チームが勝ったことが一番」と頬を緩めず、仲間たちの奮闘を称えた。
今年1月に腰椎椎間板ヘルニアおよび嚢腫(のうしゅ)の手術を受けた清水が二回、先制の左前2点適時打。今季限りでの現役引退を表明している田中賢は今季初の猛打賞をマークし、チームを鼓舞した。
栗山監督も「よく頑張ってくれた」とナインを称賛。中田を先頭に上昇気流に乗る。