大阪桐蔭・西谷監督「日本一どころか、大阪でも…」16年ぶり春16強止まり
「春季高校野球大阪大会・5回戦、近大付6-1大阪桐蔭」(3日、大阪シティ信金スタジアム)
大阪桐蔭が近大付に1ー6で敗れる波乱が起こった。春の16強止まりは03年以来16年ぶり。公式戦で近大付に敗れるのは92年夏の大阪大会準決勝以来27年ぶりで、大阪桐蔭・西谷浩一監督(49)は危機感を口にした。
「(課題は)全ての面です。日本一どころか、大阪でも勝てるかどうか」
序盤の得点機を逃しただけでなく、6点を追った八回には無死満塁の好機を作りながら、犠飛による1点止まり。近大付・梅元直哉投手(3年)に完投勝利を献上してしまった。西谷監督は「夏にどれだけの意地を出せるか。(甲子園に向けて)もう1敗もできないので」と力を込めていた。