ヤクルト・寺原 初回先制点献上 2回4安打3失点で降板
「中日6-5ヤクルト」(4日、ナゴヤドーム)
ベテラン右腕の乱調が尾を引いた。ヤクルトの先発・寺原が初回にあっさり先制点を献上。二回も、投手の阿知羅にタイムリーを打たれるなど2失点。2回を4安打3失点で降板した。
早々の継投を余儀なくされた小川監督は「立ち直る兆しが見られなかった。序盤の失点がよくなかった」と厳しい表情。1点差まで追い上げたが、序盤の失点が響いた。
寺原がマウンドにいる間に計3盗塁を許し、田畑投手コーチは「クイックが甘い。あれだけのベテランがフリーパスで走られている」と指摘。2軍での再調整が決まった18年目の35歳は「基礎的なことをやり直したい。きょうの反省を下(2軍)で徹底的にやりたい」と修正に意欲を見せていた。