近大 竹村のサヨナラ弾で五分に戻す「入るとは思わなかった」

サヨナラ勝ちを喜ぶ近大ナイン
2枚

 「関西学生野球、近大1ー0立命大」(6日、ほっともっとフィールド神戸)

 近大が延長十二回にサヨナラ勝ちを収めて対戦成績を1勝1敗とした。降雨中断も挟み、3時間45分という激戦の勝負を決めたのは、竹村陸外野手(4年・神戸国際大付)の自身通算100安打目となるメモリアルアーチだった。

 1死満塁のピンチを無失点でしのいだ直後の延長十二回の攻撃だった。竹村は先頭から打席に入ると、そこまで5打席無安打だった中で、立命大の2番手・糸井稜二投手(4年・立命館)の直球を鮮やかに左翼席に運んで決着だ。

 「まっすぐを狙ってました。入るとは思わなかったです。サヨナラでチームが勝てたことがうれしいです」

 100安打はリーグ史上30人目の記録。「1年春から出させてもらっているので100安打はいきたいなと思ってました。目標にはしていましたが、まだ満足はしてません」。自身リーグ戦通算2本目を節目で放ったところに勝負強さがある。

 前日は敗れていた中、この日の勝利で7日に立命と3回戦を戦えることになった。「明日につながったことがうれしいです」。優勝につながる勝ち点を目指し、気持ちを切り替えて7日の対戦に挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス