ロッテ・種市、防御率0点台ハム有原に投げ勝つ!プロ2勝目「ピンチで粘れた」

 「ロッテ5-3日本ハム」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 期待の若手、種市篤暉投手(20)が六回途中まで2失点で粘り、2勝目を挙げた。試合前までは防御率0点台だった有原に投げ勝ち「ピンチで粘れたのが良かった」と笑みを浮かべた。

 今季負けなしの4勝だった相手エースとの投げ合い。「点は取られても最少失点で」と意識してマウンドに上がった。一回1死一、二塁で中田を三ゴロ併殺打に打ち取り、立ち上がりのピンチをしのいだ。三回に2死からの3連打で2点を失ったが、それ以上は得点を許さなかった。

 プロ3年目の20歳。中継ぎで好投を続けて先発のチャンスをつかみ、4月29日の楽天戦でプロ初勝利を挙げたばかりだった。井口監督は「だんだんイニングも球数も増えている。次回も期待してます」とさらなる成長が楽しみな様子だった。

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