日本ハム吉田輝、自己最長の五回途中無失点「ストレートは良くなってきている」1軍へ前進

 「イースタン、ロッテ0-3日本ハム」(8日、ロッテ浦和)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が先発し、プロ最長の4回0/3を投げて4安打無失点。“令和初登板”で好投し、また1軍昇格へ前進した。

 「ストレートは良くなってきている。この前と比べて四球が目立ったので、そこだけしっかりと反省したい」

 初回、いきなり先頭の藤原に左前打を献上。カウント3-1からの5球目、高めの直球で詰まらせたが、左翼手の前に落とされた。その後1死二塁とピンチは広がったが、香月を空振り三振。安田も二ゴロに仕留め、無失点スタートを切った。

 二回も先頭のバルガスに右前打を許したが、後続はピシャリ。三回には藤原を高め直球で空振り三振に斬り、リベンジを果たした。四回も1死一、二塁のピンチを抑え、五回先頭の柿沼に四球を与えたところで降板した。

 プロ最多77球。プロ最速149キロの直球に加えて後半はカットボール気味のスライダーを効果的に組み合わせ、3四球4奪三振と仕事を果たした。前回登板した4月29日のイースタン・DeNA戦(鎌ケ谷)でも、4回4安打無失点。これで9イニング連続無失点。荒木2軍監督は「前回と同様に強いボールを投げられていたし、バッターを押し込めていた」と高評価だった。

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