日本ハム・大田 勢い止まらず6号2ラン 今井のカーブを左翼席へ
「日本ハム-西武」(11日、札幌ドーム)
日本ハム・大田泰示外野手の勢いが止まらない。
五回、今井が投じた108キロのカーブを豪快に振り抜いて左翼席まで運んだ。2日・西武戦(メットライフドーム)以来、8試合ぶりの6号2ラン。リードを8点に広げた。
0-0の三回には先頭の西川が右前打で出塁すると、打率3割を維持する強打の2番が打席へ。冷静にボール球を見極め、カウント3-1からの5球目を鋭くスイング。外角高め145キロ直球を鮮やかに打ち返した。打球は左中間を破る先制の適時二塁打。
「(内角直球を)怖がらず、しっかり踏み込んで打つことができました。(西川)遥輝をかえせませたし、まずは先制できて良かったと思います」
その後は近藤の二ゴロで三塁に進塁し、今井の暴投で2点目のホームへ生還。さらに石川の左前適時打、左翼手・外崎の悪送球などで追加点を奪い、結果的に打者一巡の猛攻で一挙4点を先制した。