楽天・岸が実戦復帰 2軍戦で3回2安打無失点 監督は「投げられたことが一番」
「イースタン、日本ハム0-10楽天」(12日、鎌ケ谷)
左太もも裏を痛めていた楽天・岸孝之投手(34)が先発し、開幕戦だった3月29日のロッテ戦(ZOZO)以来となる実戦登板を果たした。
初回、先頭の松本をカーブで遊ゴロに打ち取ると、続く谷内を直球で見逃し三振に切るなど、3者凡退に抑える立ち上がり。二回1死から野村に中越え二塁打を浴びるなど1死一、二塁の危機を招くが後続を打ち取った。
三回も1安打を許すが無難に無失点に抑え、3回2安打無失点で降板。計49球の復帰登板となった。
岸は開幕投手を務めた3月29日のロッテ戦で、五回途中に左太もも裏を痛めて降板。その後、復帰へ向けて調整を続けていた。
平石監督は「まだ映像を見ていないので」とした上で、「投げられたことが一番ですね」と笑顔。石井GMは「試合の後に話をしたが、感触もだいぶ良いと言っていた」と話していた。