PLの桑田真澄氏、「マスターズ甲子園」で先発も1回2安打1失点で降板
「マスターズ甲子園大阪府予選・2回戦、PL学園ー春日丘」(12日、みなと堺グリーン球場)
PL学園のOB会長で、現役時代は巨人などで活躍した桑田真澄氏(51)が、「4番・投手」でのスタメン出場で、今予選初出場。1回2安打1失点で降板し、二回からは遊撃で出場。また、初回の打席では野選を誘って打点を記録した。
多くの観客が見守る中、「ピッチャー・桑田君」のアナウンスと共に初回のマウンドへ。力強い直球を披露する中、先頭に四球を与えたが、続く2番打者を迎えた場面では、いきなり虚を突いたけん制で見事に一走をアウトに仕留め、拍手が巻き起こった。ただ、そこから二塁打を許し2死二塁となった場面で、右翼線沿いに落ちる適時打を許して先制を許した。
1点を追った初回の攻撃では、同点に追い付いてなおも暴投などで無死二、三塁となった好機での打席で、2-2からの5球目を打つと一塁へのゴロに。これが野選を誘って三走が生還。結果的に勝ち越しに成功する一打となり、初回から6点を奪うビッグイニングに貢献した。
二回に入ると、マウンドを降りて遊撃の守備へ。積極的に投手に声を掛け、中継プレーもこなすなど、精力的に動いた。