大船渡・佐々木“令和初失点” 今年初の連投で2回2安打1失点

 「練習試合、大船渡5-2一関一」(12日、大東野球場)

 最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が12日、岩手・一関市内の大東野球場で行われた一関一との練習試合で救援登板した。今年初の連投で2回2安打1失点、3奪三振。九回1死一、二塁から右前適時打を浴びて“令和初失点”を喫した。

 18日に控える公式戦前最後の実戦であらゆる場面を想定した。「4番・右翼」で先発出場。八回からは控えの及川太陽捕手(2年)とバッテリーを組んだ。この日も球速を抑えながら変化球を多投。一関一・伊藤崇監督(37)は「すべての球種を自分のものにしている」と絶賛した。

 八回には隙を突いて二盗に成功した。右翼では2度の悪送球を記録したが、走者を刺そうと果敢な守備。下級生時から何度も対戦してきた相手に成長の跡を見せつけた。

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