楽天・藤田が1000安打 守備の男「素直にうれしい」
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「楽天1-13日本ハム」(14日、楽天生命パーク宮城)
楽天・藤田一也内野手(36)が、六回1死の第3打席で日本ハム先発・有原から右前打を放ち、史上298人目の通算1000安打を達成した。
この日は「2番・遊撃」でスタメン出場。有原に対しては第2打席まで抑えられたが、節目の安打は意地を見せる一打となった。
初安打は横浜(現DeNA)時代のプロ1年目となる05年9月1日の広島戦で記録。12年のシーズン途中に楽天移籍後はレギュラーに定着し、13年には球団史上初のリーグ優勝、日本一に貢献した。
藤田は「プロに入った時は自分が1000本も打てると思っていなかった。守備でやってきた自分が打撃でこのような数字を残すことができて、素直にうれしいです」と喜びを表した。今年で37歳を迎えるベテランは「まだまだ若いと思っている。これからも1本1本積み重ねたい」と今後への意気込みを示した。