稲葉監督、西武・山川の2発に「長打は魅力的」ソフトバンク大竹も評価
「ソフトバンク4-5西武」(15日、ヤフオクドーム)
侍ジャパンの稲葉篤紀監督、建山義紀投手コーチ、井端弘和内野守備走塁コーチが15日にソフトバンク対西武が行われたヤフオクドームを訪れた。
前日14日の広島対ヤクルト戦に続く視察。ソフトバンクは主力の柳田や稲葉ジャパン常連の上林は不在だが、正捕手候補の甲斐をはじめパ首位打者と好調な今宮が出場。西武も4番候補の山川、内外野を守れる外崎らが名を連ね、稲葉監督らは試合前練習からグラウンドで熱い視線を注いだ。
試合では侍首脳陣の前で山川が17号、18号本塁打をマーク。稲葉監督は「2発を目の前で見られてよかった。やっぱり長打は魅力的。一発の怖さは(対戦する)どの国も持っているはずだから」と喜んだ。
また、ソフトバンクで先発して6回3失点の大竹について「良い選手が出てきたなと思います。150キロのボールがあるわけじゃないけど、球の出所が見づらくてストライクゾーンで勝負をしても西武打線が差し込まれていた。初見では打ちづらい投手。本当に楽しみ」と高く評価し、代表の「候補選手に入ってくる」と認めた。 大竹は防御率1・43。この日でパ・リーグの1位から陥落はしたが、安定した投球を続けている。