日本ハム・清宮、復帰後初安打初打点「昨日よりも打ちにいけた」
「イースタン、日本ハム3-2ロッテ」(15日、鎌ケ谷スタジアム)
右手有鉤(ゆうこう)骨骨折のため2軍調整中の日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が15日、イースタン・ロッテ戦(鎌ケ谷)で実戦復帰後の初安打初打点をマークした。
復帰初戦の14日に続く「3番・指名打者」で先発出場し、初回1死一塁の第1打席に一、二遊間を破る右前打。2球で追い込まれてからロッテ先発のドラフト3位左腕・小島のスライダーをとらえた。四回先頭の第2打席は空振り三振だったが、六回1死三塁の第3打席に右犠飛を放った。
患部を痛めた3月3日以来の実戦となった前日の同カードは2打数無安打に終わったが、この日は存在感を見せつけ1軍復帰へ前進。前日の打撃内容を映像で入念にチェックして臨んだ清宮は「昨日よりも打ちにいけていた。ボールにも向かっていけていた。一番は打席の中の感覚」と振り返った。
荒木2軍監督は「まだまだだけど、昨日からの変化は見えている。昨日の打席に立ったことがきょうにつながっている」と及第点を与え、今後の課題に真っすぐへの対応を挙げた。