日本ハム・栗山監督「すみません」8点差ひっくり返され懺悔
「楽天9-8日本ハム」(15日、楽天生命パーク宮城)
リクエストに最後の望みをかけたが、藤田の“神タッチ”の前に万事休す。日本ハムは、8点差をひっくり返され、今季初の延長十一回サヨナラ負けを喫した。「すみません」。栗山監督は責任を負い、ファンに懺悔(ざんげ)した。
8点リードの四回に先発・金子がブラッシュに満塁弾を浴び、風向きが変わった。九回に守護神・秋吉が浅村に同点ソロを献上。延長十一回、ウィーラーの右犠飛で力尽きた。
金子は前回の中継ぎ登板から中2日だったこともあり、四回途中わずか58球で降板。これにより、開幕から登板過多が続くリリーフ陣にしわ寄せがきたことは事実。大逆転負けに疲労は増すが、指揮官は「大事な試合は続く。勝ちきれるようにする」と前を向いた。