ロッテ・レアード“スシポーズ”14号!7試合ぶりの一発
「ロッテ6-1楽天」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
得意の“スシポーズ”は、1点をリードして迎えた二回に飛び出した。ロッテ・レアードが先頭で美馬のフォークを左翼席中段に運んだ。8日の西武戦以来、7試合ぶりの一発だ。
「スシが恋しくて恋しくて待ち焦がれたよ」。チームを勢いづける14号ソロ。「手応え十分だった。二木がいい投球をしていたしね」とお待たせの一打を振り返った。
原動力は昨年12月にラナ夫人との間に生まれた第1子のセバスチャン君だ。日本ハムとの残留交渉がまとまらず、他球団との交渉にも暗雲が垂れ込めていた時期に誕生した。
最後に手を差し伸べてくれたロッテに感謝し、父として家族を守るというモチベーションがシーズン51本塁打ペースになっている。
本塁打王争いでは西武・山川に5本差と後れをとっている。だが、公私で充実しているレアードには16年の39本塁打を上回るキャリアハイの予感が漂う。
「マクハリ、スシ、サイコー」。ロッテファンの心をつかんでいる助っ人は「また頑張っていきたい!」。自分自身を鼓舞するセリフで締めた。