日本ハム・清宮、2軍戦で復帰後初アーチ「パを引っ張っていきたい」
「イースタン、DeNA4-5日本ハム」(19日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
右手有鉤(ゆうこう)骨骨折から復活を目指す日本ハム・清宮が、3番・指名打者で先発出場。五回、先頭で迎えた第3打席で復帰後1号ソロを放った。
「2ストライクと追い込まれていたんですけど、なんとかヒットを打とうという気持ちでいったらいい感じで飛んでくれて。球場もありますし風もあったのでラッキーでした」
カウント2-2からの5球目、綾部が投じた低めのチェンジアップに体勢を崩されながらも、芯で捉えた。打球は右翼席の芝に着弾。「なんとかアジャストできたと思います」。ダイヤモンドを1周した清宮は満面の笑みを浮かべ、三塁側の歓喜の列に加わった。
「僕たちの代で引っ張りたいというか、野球界の中心にいたいという気持ちは強いので。村上(ヤクルト)が先頭切って引っ張ってくれていますけど、パ・リーグは僕が引っ張っていけるように、頑張っていきたいです」
公式戦での本塁打は昨年9月28日・楽天戦(楽天生命パーク宮城)以来、133日ぶり。この日は3打数1安打1打点2四球。復帰後6試合の出場で18打数6安打、打率・333、1本塁打、3打点。今季1軍初昇格へアピールを続けている。
荒木2軍監督は「そんなに時間はかからず、上(1軍)がほしがるんじゃないかと思う」と太鼓判を押した。