巨人3連勝逃す… 山口「粘り切れず」 原監督「1点が重い」
「中日5-4巨人」(19日、ナゴヤドーム)
巨人は九回の猛追もあと一歩、及ばなかった。大城のソロで1点差とし、なおも1死一、三塁。だが期待の主砲、岡本は二ゴロ併殺打に倒れた。3連勝を逃した原監督は「1点が重いゲームになりました。初回に(先制点を)取って、追加点が挙げられなかったというところでしょうね」と遅かった反撃を悔いた。
指揮官が振り返るように初回、3安打を放ち幸先よく2点を先制。だが二回以降は、初対決の中日・清水を打ちあぐねた。追加点が奪えない中、粘っていた先発の山口が五回に“決壊”。2死満塁からビシエドに中逆転2点打を許した。
「粘りきれなかった。流れがきそうなところで点をやってしまった」と山口は反省。ただ原監督は「粘り強く放ってた。もう少し打ってあげれば」。4月23日で4勝目を挙げた後、4戦連続勝ち星から遠ざかる右腕をかばい、打線に奮起を促した。
広島に勝率で上回るものの、ゲーム差なしまで迫られた。原監督は「あさってから頑張ります」と気持ちを切り替えた。