楽天・浅村 11号決勝ソロ!今季14度目の逆転勝ち
「ロッテ5-10楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天は主砲の一撃が連日の逆転劇を完成させた。同点の七回2死。浅村がロッテ2番手・松永の直球を捉え、低い弾道でバックスクリーン右へとたたき込む11号の決勝ソロを放った。「強引に行かないようにと思っていた。入るとは思わなかったが、感触が良かったので長打になればと思っていた」。続くウィーラーも連続本塁打を放ち、浅村の一撃が勝利への流れを引き寄せた。
一回、二回の好機ではともに空振り三振に倒れていた。「ここ何試合か自分が打てていなかったので、チームのマイナスになっていた」と悔しさを胸に秘め、勝利に貢献できる一打を求め続けた。
九回1死一、三塁では左中間への2点二塁打。「変化球を打てたのは収穫。最近、得点圏で打てていなかった。ここは何とか打ちたいと思っていたので良かった」と持ち前の勝負強さを取り戻した一打だった。これでチームは両リーグトップの今季14度目の逆転勝利となり、単独2位浮上。頼れる男の躍動で、チームにも勢いが戻りつつある。