巨人・菅野“上原魂”継承誓う「もっと近づいていきたい」後輩が心境
巨人・上原浩治投手が現役を引退することを受け、20日、後輩の菅野智之投手らが思いを語った。
川崎市のジャイアンツ球場で練習した菅野は「まさか2年間一緒にやると思ってなかったですし、さみしい気持ちもありますし、ここまでできるのはすごい」と敬意。昨年まで上原が背負っていた背番号19でエースまで登り詰めたが、「財産になった。ちょっとでも受け継いで、もっと近づいていきたい」と、誓った。
上原は昨年3月に巨人に復帰。技術だけでなく、野球に取り組む姿勢は多くの後輩の手本となった。山口俊投手は「短かったけどよくしてもらった。尊敬できる先輩のひとり。練習をやることに対して、妥協しない。芯の強さがないと実戦で長くできない。見せてもらった」と語り、ドラフト1位・高橋は「『新人王を狙っていけ』と言われていた。自分も見習わないといけない」と、うなずいた。